ガン細胞に対し、X線やγ線を照射し、ダメージを与えて殺そうとするのが放射線療法だ。
これまた、体内浄化環境など見ようともせず、ひたすら局所的な視野でガン細胞を叩こうという考えであり、細胞を殺すだけの毒性を多分に持っている。
抗がん剤も強烈な毒性を持っているが、それに輪をかけて恐ろしいのが放射線であるという意見も多い。
安保徹医師は、
「放射線治療を受けた後は、なんだか疲れてぐったりしてしまう、という患者さんはたくさんいます。実は、免疫が抑制されて、生体全体の活性が落ちてしまっているのです」
「放射線はリンパ球の減り方が一番強いんです。だからヤツレが凄い。放射線かけている人のヤツレは抗がん剤より強い」
と、語られる。(『免疫革命』 安保徹著 講談社インターナショナル)(『ガンで死んだら110番 愛する人は”殺された”』 船瀬俊介著 五月書房)
「ガンのみを狙って照射する」
と、言っても、実際にはその周辺や放射線が通過する組織にも当たり、ダメージを食らうことになる。
放射線が当たった皮膚にはヤケドが生じ、焼かれた箇所には活性酸素(細胞内の遺伝子を損傷する)が繁殖してしまう。
人体を酸化させると発ガンリスクが高まるので、当然ながら活性酸素が膨大に生じた場所はガン細胞が繁殖しやすい。(『患者と家族のための がんが消える補完代替医療』 鶴見隆史著 幻冬舎)
安保医師は著書『免疫革命』の中で、放射線治療のリスクについて次のように述べられている。
「どんなに範囲を絞って照射しても、全身で免疫抑制が起こります。というのも、私たちの身体というのは、組織が一部でも破壊されると、その部分をすばやく修復しようとするために、身体全体が交感神経緊張状態になって、その結果免疫が強く抑制されるという反応が起こるのです」
「ガンの三大療法はいずれも、ガンを自然退縮に導く身体の力、すなわち免疫力を徹底的に抑制してしまうものであり、ガンを根本的に治すという目的には本来適さないものなのです」
抗がん剤に対してガン細胞が耐性を持ち強化されてしまうように、放射線を浴びたガン細胞もまた同じように抵抗力を持ち勢いを増す。
放射線でガンが縮小することがあったとしても、抗がん剤同様耐性を持ち、逆に勢いを増してしまうのだから話にならない。
放射線によりガン細胞が勢いを増してしまうのだとしたら、それは果たして「治療」と呼べるのだろうか?
やってもやってもガン細胞は暴走し、その毒によって正常細胞は破壊され、患者の体内浄化環境は劣悪となり、衰弱した上に死に至る。
見方を変えると、ガンが毒を固めるフィルターだとすれば、放射線の毒素が全身に広がらないようフィルターを作っている姿が、ガンの暴走と表現されるのだろう。
本当に危険なのは、ガン細胞よりも、むしろ体内の毒素であり、さらに劣悪な体内浄化環境にしてしまう放射線なのだ。
猛毒が人体に照射されるのだから、当然ながら体内浄化環境はさらに乱れ、免疫も阻害されてしまう。
放射線照射に発ガンのリスクがあるにもかかわらず、
「ガンを叩く」
と、称してそれを人体に照射するのだから、訳が分からない。
さらに、抗がん剤と放射線をセットで使うケースもあり、
「放射線照射後は、抗がん剤を一回打っただけで、脳組織が崩壊して痴呆状態になる可能性がある」
と、いう意見があるなど、毒性は計り知れず、恐るべき事にこうしたリスクを知らず、処置を行う医者もいるという。(『ガンで死んだら110番 愛する人は”殺された”』 船瀬俊介著 五月書房)
医者に放射線治療を勧められても、絶対に受けてはならないのだ。